Q1. プロ家庭教師と学生家庭教師の違いは何ですか?

         
    家庭教師というと、大学生のアルバイト、というイメージでとらえているかたが多くいらっしゃると思います。

    そこで、大学生にしようか、プロの先生(塾、予備校講師、家庭教師専業の方)にしようか、
    
迷われるご家庭もあると思います。
        確かにかかる費用ではプロの先生の方が割高のことが多いですが、いち家庭教師から見た客観的意見を
    書かせていただければ、と思います。
              

             (注) 決して学生教師の方を中傷するわけではありませんのでよろしく!(^−^;
                     
またすべての方がそう、というわけでもありません。

  
 

 ーーーーーーーーーーーーー   計画性の有無  ーーーーーーーーーーーーーーーー  

 

      学生の場合                         プロの場合

  ★ 指導はその場限りの内容(?)              ★ 見通しをたてて指導をする。

 (宿題はほとんど出さない、指導後の自主的な         適量の宿題を出して自主学習へのケアややり方の 
 家庭学習へのケアもない)                      アドバイスも忘れない。

 (もしくは逆に、極端な量の宿題を出す。             私の場合、その日の指導内容が定着するよう吟味
   ある単語を500回書け、とか・・(^^;)                          した内容を出します。最も効率よく短期間で指導の
 (実際に耳にした話です)                       効果が表れるように。 

 

  

        

    QUESTION:  その場限りだと、どうなるか・・・?

         ANSWER:      数日後、訪れたときには生徒はこのまえ教わったことはすっかり忘れてしまっている。
            なのでもう一度最初から教えなおし。又は学生ならいきあたりばったりなので前回の内容とは
            まったく違ったことを気の向くままにやる。
            したがって
            先生、生徒共に前回の内容が身についていないことに気づかない。
            というかそれが自然な流れに
           なってしまっていて家庭教師とはそういうもんだ、と思っている。

                 ⇒ 成績がなかなか上がらない。

  

  
  ーーーーーーーーーー  指導技術(テクニック)の違い    −−−−−−−−−−−    

       

         学生の場合                            プロの場合
   
   生徒がわからないことがわからない
  経験が乏しいため何がわからないのか、どう      豊富な経験から多くの生徒のつまずく箇所を把握していて
  してわからないのかがわからない。だから        どうしてわからないか、どう指導すればわかるかを心得て  
  的を射た説明ができず、学習の効率が悪い。      いるのでポイントを鋭くついた指導ができ、
授業に無駄が
  ひどいときには生徒がわかっていないまま         ない。そのため効率よく成績が上がる。                     
  授業を進めてしまい、結果、指導時間数の
  わりに成績が上がらない。 

  
       
    注:ここでは私自身を自画自賛する意図はありません。あくまで公平な立場から客観的意見を書かせ
        ていただいてます。

            @ To know is one thing, to teach is another.(知ってることと教えることは別物)
          レベルの高い大学出身ほど、いい家庭教師だ、と思う方が多いとおもわれますが実はその逆が
          ありうる。
          わからない生徒さんの気持ちが理解できない・・
         これは頭のいい、学生時代、優秀な成績をあたりまえのようにとっていたひとにはありがちかも。
         もともと頭がいい人ほど教えるのに向いていない可能性がある。
         苦労なく、テストでいい点をとってきた可能性が高いので、通常の生徒さん向けの学習指導
         に向いてないおそれも。
 
              

    ( エピソード)

  −−−−−−−ーーーーーーーー    使用する教材が違う   −−−−−−−−−−−

 

     学生教師の場合                           プロの場合

  ☆ 市販。本屋さんで売られている問題集。      ☆ 塾の教材など。市販されていない。     
  (またはご家庭の問題集をそのまま使う)        (または先生自作の問題集、プリントなど。)
  
  
良い問題集を見分けられるほどの経験もなければ独自                                    
  の指導方針もまだ確立されていない。             経験から良い問題集を選ぶ目が備わっている。
  
                                    問題集の優劣及び、生徒のレベルを考慮して
                                      最適のものを選ぶ。
                               

  

 (備考)
   ご家庭によっては、問題集の選択の重要性をそれほど認識されていない方もいらっしゃるかもしれません。
  ですが、私の意見では問題集を選ぶ際には細心の注意を払った方がいいと思います。
  
優れた指導の効果を得るには良質な問題集という土台は大事です。
  
   
市販だから悪い、塾教材だから良い、という意味で書いているのではありません。
  
私も学生のころは市販のものを使って教えていましたが、今は塾などで使われているものを発注して
   ご家庭に使って
  いただいています。経験を重ねるにつれもっともわかりやすく質がいいものを使うようになった結果です。
    
     以下は私が通常使用している教材です。すべて塾や予備校で使われているメジャーなもので、本屋さん
    では売っていません。

                   英語・・・  新中学問題集(教育開発出版)
                        高校リード問題集(同上)
                        CKT 英語T・U (ckt)
                        ノンプレ英語長文の速読演習(美誠社)

                 数学・・・  徹底演習テキスト (受験研究社)
                      ⇒ 
若松塾
                          ではこれが使われている (* '-^) 
                        key ワーク(教育開発出版)
                        新中学問題集(教育開発出版)
  

                 これらはすべて一冊 1000円前後のものです。
                            

 
ーーーーーーーーーーーーーーー    指導の観点違う  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  

         学生の場合                            プロの場合 

   問題を解くお手伝いをするのが家庭教師          根本からの解決をはかる。勉強のやり方や、
   の仕事だと思っている。                    生徒の学習姿勢、意識を変える。巧みなスキルで
   生徒に問題を解かせたあと答え合わせを教師が
   する。または解いている途中に助言するなど        自ら机に向かわせるような授業をする。
   単純に解法を教える。                    社会に出ても応用できる力、人間性の構築に一役
                                     買う。
   

 

 

 

   Q2: 先生と生徒の相性ってあるんですか?

     
    
    ⇒ (私個人の意見では)あります。

    生徒にも先生にもそれぞれ違った個性があります。
      それがしっくりかみ合うならもっともベストな関係ができると思いますが、
     
     

      生徒さんの個性にどれだけ合わせられるかもプロとしての技量だと思います。

 
      
      

 
      

          学生教師の場合                      プロの場合

    生徒の個性によって対応を変えるほどの          いろんな生徒を教えてきた経験から対応の           

    柔軟さ、スキルがない。または              仕方を知っている。生徒の個性によって接し方
                               
    そこまでする熱意がない可能性も。            学習指導法を変える。

    ⇒ある特定の生徒に                  ⇒レベルの高い子からそうでない子       
     しか通用しない。                    まで広範囲に実績を上げることが出来る。 

 

    とはいうものの、やはり限界もあります。
    私の経験では、どの先生にとっても教えにくい、または成績の上がりにくい生徒はいるものです。
    生徒のもって生まれた資質によるところも大きいです。
    また、ご家庭の環境や個性の強さが障害になることもあります。

     例えば、

        ★ 素直でない
        ★ 後ろ向きな性格
        ★ 我が強すぎる
        ★ 物事を甘く考える傾向がある
        ★ 向上心(志こころざし)が低い

     

     このような生徒さんは通常の生徒さんに比べて
     かなり気を遣いますし、工夫がいります。時間をかけて取り組むことになります。
   
    

     しかし、逆に言うと、よい資質をもった生徒さんであれば指導の効果は驚く
    ほど短期間で、 しかも倍増して出ます。
     
     
      例えば、

        ★ 素直である
        ★ 前向きである
        ★ まじめである
        ★ 根気がある
        ★ もともと勉強に関心、やる気がある
        ★ 努力家である


     これらのどれかをお持ちの生徒さんならこちらも教えやすいです。
     
さらにこれらがほとんどあてはまる生徒ならこちらの影響を自らの力で何倍にも活用し、
      いいものにしていくかも(^^;)
     ‘一を聞いて十を得る‘生徒さんも出てきます。
     
     また、これに加えて 
生徒さん自身の ‘知力‘(ここでは頭のよさ、
    すごくよくなくても標準程度によければ)
    を持ち合わせていればめざましい発展をとげると思います。
     なんにおいても能力のすぐれた子(単に知力に限らず)というのは存在します。
     こちらが少し与えればそれ以上のことを吸収していきます。

 

   まとめ!

       @生徒がもともと持っているモチベーション(こころざし、貪欲さ、向上心)
       A生徒の姿勢(前向きさ、まじめさ、素直さなど)
       B生徒の知力

    
   この3つがすべてそろうと、すばらしい成果を生み出します。
   たった3,4か月で30点台から100点近くにアップする。
   4ランク上の高校へ受験できるレベルになる、など。
   
   

     しかし、誤解しないでもらいたいのは、私はいわゆる‘出来のいい子‘だけを求めて
     いるのではありません。
     能力の低い子にも、希望や力をあげられることを喜びにしています。
    

   

 

                         

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